学べた!コミュニケーションの大切さ
「よく利用するお店で、やさしい社員の方が多く、そんな人たちと一緒に働いてみたいと思ったので、スーパーでの職場体験を選びました。」と話すのは、豊橋市魚町にある『サンヨネ魚町本店』で4日間職場体験を行った生徒です。
主に野菜や果物の袋詰め、品出し、肉のパック詰めを体験しました。
玉ねぎやゴボウ、ネギ、レモンなどを袋に詰める作業では、野菜や果物に傷がないか確認しながら、ひとつひとつ丁寧に袋に詰めていました。
「野菜がなかなか袋に入らなくて大変だった。特にレモンが大変だった。」というように、片手で袋を持ち、片手でレモンを入れるという工程に大苦戦。レモンを袋に詰めるたびに重みで袋の口が狭まり、入れにくい状態に・・・。それでも、懸命に袋の口を広げ、最後まで黙々と作業を行っていました。
次は、精肉部門を体験。
鶏肉のパック詰めのほかに、ハンバーグづくりも行いました。ハンバーグを作るのは初めてということで、ひき肉のこね方からハンバーグの形の整え方まで社員の方に教わりました。
こねたひき肉を優しく丸める生徒に「両手でキャッチボールするように空気を抜いてみて」と社員の方からアドバイス
「慣れない作業も前向きに一生懸命やろうという姿勢がすばらしい。学校でも活かしてほしい。」と、一緒に作業にあたった社員の方からお褒めの言葉をいただき、生徒は、はにかんだ表情を見せていました。
また、「失敗や挫折をしても絶対将来の自分につながってくるので、あきらめずいろいろやってもらいたい。」という言葉をかけてもらうと、生徒は「がんばります。」と元気に応えていました。
生徒に職場体験の感想を尋ねると「とても楽しかった。作業もそうだが、お店の方との会話が楽しく、職場の雰囲気の良さを感じた。『しっかりとあいさつや返事をする』という目標を達成することができた。」と話していました。
また、「体験したバックヤードの仕事は、今までひとりひとり個々で作業していると思っていたけれど、社員同士の情報共有など、コミュニケーションを取って協力してやっていることを知ることができた。」と新たな気づきを得たようです。
サンヨネ魚町本店
副店長 上田 迅さん
「この業界(スーパー)の仕事は、一人ではできない。助け合って行う仕事なのでコミュニケーションが大事。今回の職場体験で、社会で大切なあいさつや返事がしっかりできるようになってほしいし、これが働くうえで大切だということを学んでもらいたい。
これから進路を決める中学生には自分の好きなものを明確にして、好きなことを仕事にしてもらえれば」と、上田さんは話していました。
株式会社サンヨネ
明治25年創業、愛知県の東三河エリアに5店舗を展開する食品スーパー。
鮮度抜群で品揃えが豊富な生鮮食品に、安心・安全なプライベートブランド商品が多いと地元の人から愛され続けているのはもちろんのこと、県外など遠方から足を運ぶお客さんも多いほどの人気スーパー。
(令和6年11月取材)





