中学生あつまれ!ミライに広がる進路講座

 将来飲食業に携わりたいと考えている二人が訪ねたのは、西尾市の特産である抹茶を使用したスイーツを提供する西尾市上町にあるカフェ。
まずは店員さんから、お店の印象を決めるあいさつやお客さんにゆったり過ごしてもらえるような心がけの大切さについて話を聞き、さっそく接客に挑戦です。
 来店したお客さんにお水を出して、注文を聞きます。アレルギーがあるかないかの確認も忘れず、聞き間違えがないようしっかりメモを取っていきます。

 注文の品ができあがると、いよいよお客さんへ提供します。
商品を落とさないようゆっくりとテーブルまで運び、「お待たせしました」と声をかけてお客さんに提供しました。
無事に注文の品を提供できて、生徒たちは少し緊張が和らいだようです。
 途中、店員さんから、商品の正面がお客さんに向くように置くことや「(注文の品)はどちら様でしょうか」という声かけなど、提供するときのコツを教えてもらっていました。




 


 また今回は、接客のほかに、厨房でスイーツ作りも体験しました。抹茶ぜんざいの注文が入ると、店員さんに手順を教えてもらいながら、点てた抹茶をそーっと器に注いで完成です。


 「普段は客の立場なので、接客について気にしたことがなかったが、いざ仕事を体験してみると、言葉づかいや器を置く向きなどに、とても気をつかっていることがわかりました」と生徒は体験の感想を話してくれました。
また、この職場体験をするまで、生徒たちにとって仕事とは、「大変で嫌なこと」というイメージしかありませんでしたが、「商品をお客さんに出すときに「ありがとう」と言ってもらえたこと、笑顔で食べているのを見たりしたことからやりがいを感じ、うれしい気持ちになった」と、働くことに対する感じ方に変化があったそうです。
大変なこともいろいろありましたが、そんな中からそれぞれに楽しさを発見できで、二人とも「接客業で働きたいという気持ちがより強くなりました。」と目を輝かせていました。






 「学校で学ぶことも大事ですが、実際に行って、見たり聞いたり、自分で行動して学べる機会があることは素敵なことだと思います」と職場体験のメリットについて話すのは、中学生を受け入れた「西条園抹茶カフェ 西尾本店」の店長 富澤 萌さん。将来、働くための準備として、働くことの楽しさや大変さを少しでも知ってもらえたらと思い、職場体験の受け入れを決めたそうです。
体験の終わりに富澤さんは、「職場体験をとおして、飲食業で働くイメージをつかんでもらい、接客でも今後の生活でも大切なあいさつをしっかり学んでほしいです。」と、飲食業界に興味がある二人に向けてエールを送りました。


西条園抹茶カフェ 西尾本店




 1888年、抹茶の名産地・西尾市に創業した老舗茶舗「あいや」が運営する抹茶カフェ。敷地内の自社工場で作られた高級抹茶や、それをたっぷりと使用した濃厚抹茶スイーツを提供しています。

西条園抹茶カフェ 西尾本店 ホームページ

(令和6年6月取材)


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